笑顔が大事なのはわかっているけど・・・職場の雰囲気や人間関係などの理由で、なんだかもやもやした思いを抱えていませんか!?この本は、一生懸命お仕事を頑張っていらっしゃる保育士さんを応援する気持ちで書きました。「これさえやっておけば大丈夫!」という正解のない、「保育」や「子育て」に携わるみなさんの気持ちがふっと軽くなり、笑顔になるきっかけになったらうれしいです。正解がないということは、裏を返せば間違いもないということ。日々試行錯誤しながらも、最善を尽くしているあなたを応援します!自分をほめて認めることで他者のことも認められるようになります。自分の心に素直になって、自然な笑顔になると、固まった心や表情もほぐれ、周りの人との関係性がよくなります!すぐに実践できるコツや、物事を客観視できる思考法のポイントをお伝えします。お読みいただいたあと、他者への理解が深まって心が軽くなり、明日もがんばろう!と思っていただけたら幸いです。目次保育士は笑顔が9割 なぜか人間関係がうまくいく“自分ほめ”のススメはじめに第1章 なぜ、あなたが笑顔になるといいのか? 現代社会という環境要因 仕事のパフォーマンスが上がる人間関係とは!? あなたの人生は「思った通り」になる! 第1章のまとめ第2章 笑顔になると起こる こんないいこと 固まった心がほっこりする 周りの人があったかくなる “自分ほめ”で笑顔になる 第2章のまとめ第3章 自分をほめて笑顔になる“切り分け思考”7つのポイント “切り分け思考”とは 「事実」と「感情」 「自分の価値観」と「相手の価値観」 「他者の課題」と「自分の課題」 「人」と「行動」 「愛」と「相性」 「目的」と「手段」 「結果」と「過程」 第3章のまとめ第4章 今すぐできる 自分をほめて笑顔になる6つのコツ 「加点法」で物事を見る 言葉の言い換え リフレーミング思考法 ひとりL I N Eで自分をほめる 「ほめ達」の口癖 3S+1を使う まず自分が笑う 自分に「ありがとう」を伝える 第4章のまとめおわりに著者プロフィール吉川 貴也(よしかわ たかや)東京都内保育園副園長。学童保育の指導員や施設長、保育園4園、学童保育1つを運営する社会福祉法人理事としてもこれまで延べ3000人以上の子ども達の成長を見守ってきた保育の専門家。1984年生まれ。高校時代、友人に幼少期の虐待経験について聞いたことを機に、苦しい思いをしている子どもにいち早く気づき、寄り添いたいと思うようになる。玉川大学教育学部卒業後、学童保育クラブの指導員として就職。理想を描いて就職したものの、子どもとの関わり方より大人との人間関係の壁にぶつかる。職員間のコミュニケーションがうまくとれておらず、業務にも支障が出ている現状を変えたいと心理学や場づくりを学び始める。その後、自分の心が変化し、笑顔が増えていくことによって、五年間ほとんど言葉も交わさずにいた同僚とも友好な人間関係を築けるようになる。300人以上の子どもたちの成長を見守り、11年間勤務した後、同グループの保育園の副園長に就任。 現在は保育園副園長として、子どもたちとのかかわりはもちろん、職員どうしのかかわりの重要性を伝える活動を展開。一人ひとりの職員が楽しくいきいき過ごし、職場での人間関係をよくすることでも、子どもの育ちを応援している。【免許・資格】保育士早期発達支援士ほめ達!3級放課後児童支援員幼稚園教諭1種